シンガポールでの会社の口座開設の方法とは?
公開日:2019/07/15
シンガポールでの会社設立後、会社を運営していくためには会社の口座開設が必要です。
会社の口座開設は、日本においてもだんだん厳しくなっていますが、シンガポールにおいても日本と同等以上に厳しくなっています。
さらに、シンガポールでの会社の口座開設は慣れないため、日本で会社の口座開設をしたことがある場合でも戸惑うでしょう。
ここでは、シンガポールでの会社の口座開設の方法についてご紹介します。
会社の口座開設の書類
シンガポールでの会社設立の手続きの場合は、ACRA(会計企業規制庁)に申請します。
この申請が受理されると、会社の口座開設ができます。
シンガポールでの会社設立が昨今多くなることによって、会社の口座開設も多くなっているため、厳しい審査になっています。
書類を追加で求められる場合も考えられるので、どのような書類が必要かを前もってチェックしておきましょう。
会社の口座開設の書類としては、次のようなものが必要です。
- 会社の口座開設の申込書
- 取締役会の議事録
- BIZ LIFE(会社設立証明書)の写し
- 会社登録証の写し
- シンガポールの会社の定款の写し
- 署名している取締役のIDカードあるいはパスポートの写し
- サイン権者の住所が書かれている書類の写し
会社の口座開設で注意すること
会社の口座開設では、次のようなことに注意する必要があります。
会社の口座開設では銀行員と面談する
会社の口座開設の場合は、必要書類にプラスして、銀行員と面談します。
会社設立はどのようなビジネスを行っているかよく分からない、イメージとしてはペーパーカンパニーのようであるなどの場合は、会社の口座開設が認可されない場合もあります。
会社の口座開設の場合は、それぞれの銀行の口座開設基準をチェックしてきちんと事業計画などを説明しましょう。
会社の口座開設の場合は、銀行員の前で2人以上の取締役または1人の秘書役と取締役が署名する
一般的に、会社の代表者が直接銀行に行って口座開設をします。
指定した場所に担当者が訪問してくれる場合もありますが、この際も銀行員の前で取締役が書類に署名することが義務化されています。
会社の口座開設の場合は、シンガポールに必ず行く必要があります。
ビジネス内容を用意しておく
会社の口座開設の場合は、必ずビジネス内容の説明が必要です。
質問された際には、きちんと概略のビジネス内容などは説明しましょう。
またビジネス内容などを前もって用意しておけば、口座開設がスムーズにできます。